液晶モニタを想定しています。ブラウン管モニタは想定していません。
設定値と計算値にずれが生じている場合は、HSとJUDGE TIMINGの両方を調整する必要があります。
LR2のHSから本家緑数字を逆算するような使い方は、絶対にしないでください。判定が壊滅します。
【調整方法】
LR2のHS-FIXの設定を、MAXBPMやらMINBPMやらAVERAGEにします。
HS-FIXについてはLR2の同梱マニュアルを参照
計算結果のLR2 HSを、HI-SPD.の値として設定します。
プレイ画面からだと1刻みの調整は難しいので、LR2 SETUP画面で
MINやらMAXやらMARGINやらの設定を駆使してどうにかするのが普通です。
「どうにかする」の細かい内容は自分で考えてください。
計算結果の判定ズレ[ms]を使って、JUDGE TIMINGを調整します。
現在のJUDGE TIMING | 判定ズレ[ms] | 新しいJUDGE TIMING |
---|---|---|
-10 | +15 | 5 |
2 | +11 | 13 |
66 | -100 | -34 |
この設定を行ってみて判定に違和感があれば、判定ズレ[ms]やそれに伴う設定は無視して、オートアジャストします。
あとはひたすら試行錯誤でJUDGE TIMINGを調整します。
【制限事項、および注意】
- ACで使用している緑数字を入力して、出力されたLR2 HSが現在の設定と著しく違う場合、あなたのLR2環境はACとは程遠い判定になっています
- ACの緑数字は、HID+が無い状態のものを入力してください。
- LR2でHS-FIXを使用したときの設定値です。
- LR2の基本スクロールスピードは100を想定しています。
- LR2のスキン拡大率がデフォルトであることを想定しています。
- 上記を全てクリアした状態で、本計算で算出した値を設定していただくと、ACとノーツの表示時間は同等になります。
その上でJUDGE TIMINGを調整すると、ACの判定位置に近づけることができます。 - OVER ACTiVE系のスキンでは、LN用ノーツのために見た目よりノーツが縦に長くなっています。その関係でどうしてもズレが生じます。
- レーン幅のみをACに近づけても、ノーツの縦幅もACに近づけなければ、見た目的な違和感は必ず出てくるはずです
【これって正しいの?】
検証用映像の参考(CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FH100の420fps録画モードにより撮影)
左画面:AC 旧筐体+純正液晶(この組み合わせの場合、DJT筐体に比べ1F遅延) 緑数字=283
真ん中:別用途のため無視してください
右画面:LR2 HS=360(緑数字266.5相当)
上記映像以外にも、5つくらい設定変えて検証しています。
【更新履歴】
2013/07/13 垂直同期のON/OFFに対する考慮を追加2012/10/18 ちょっとLR2のHS設定が速くなっちゃってた(5程度)のを修正
2012/06/02 DST_JUDGELINEだと根本的に間違ってました。DST_LINEが正しいです。ごめんなさい。
2012/04/07 16:00 判定位置の値を修正、追加
2011/12/04 16:18 計算方式修正
すみません計算方式修正しました。 これ以前に使って頂いた方には申し訳ないのですが、間違っていました。
修正後計算式のほうが正しそうなのですが、個人的に衝撃の結果でした。
感覚的には修正前のほうが正しかったので。 でも例によって420fpsでの撮影検証結果、修正後の方が正しいと結論付けました。
修正前->修正後の設定に変える場合は、修正前ので設定したJUDGE TIMINGから-16ms〜-17msでジャストのはずです。
2011/12/04 12:04 公開